法律はカードゲームだ!!・・難しいと思った方へ
概要
この記事を読むことで、
みなさんは、ゲームをするように法律にハマれるようになるかもしれません。
どうせ法学部で法律を勉強するんだったら、
楽しいほうがいいですよね??
法律はカードゲームに似ていて、
手札から、状況に応じて必要なカード(条文)を繰り出していきます。
もちろん、みなさんの手札はこれです。
いわずとしれた「六法全書」です。
さらに繰り返しますが、法律の条文はカードと一緒です。
自分の使いたい効果をもっている条文をえらんできて、
裁判という
フィールドに出していくだけです。
すべての法律条文は「要件 + 効果」でできていま
す。
要件とは、カードの発動条件です。
効果とは、カードを出した結果のことです。
カードの発動条件がそろえば、カードの効果が出てくるように、
条文の要件を満たすことで、法律効果がでてきます。
キホンはこれだけです。
法学部の先生たちが難しい議論をしているうちの
ほぼすべてが
「条文の要件をみたすか?」
というところになってきます。
カードの発動条件だと、
「相手のモンスターカードが攻撃したときに使用できる」
とか、
わかりやすい条件ですが
法律の場合は、
「人をだましたとき」など、
「だます」ってゆーても、いろいろあるやん?
「嘘をついた」なのか、
「重要なことをあえて黙っていた」なのか、
どれですのん??
ってことになって、
こういう場合はこうしよう!
こういう場合はこう!
でも、こういうときは限定的に違うくない??
というふうに、
どんどん議論が深くなっていくんです。
ここまで緻密に考えるのもすごい楽しい人たちがいます。
でも、ここまでやらず、初心者のうちはもっと気楽に表面的に
やっていくのがいいかもしれません。