法学部生の難しい単位事情・・・
単位をとるのが難しい
法学部の試験は非常に難しい場合が多く、他学部の友達と同じようにテスト一週間前から軽くこなせば間に合うというようなレベルではない場合が多いです。
筆者の大学の法学部生の場合は、基本的には2か月前から皆がそわそわしだし、1か月半前からはほとんどの学生が何らかの試験対策を始める場合がほとんどなのです。
たとえ力を入れて勉強したからと言って試験の内容によっては全く解けないという事態もありうるのが、法律志望者以外が迷い込んでしまった場合の最大のデメリットです。
法学部は有利!難しいけど・・・
偏差値は受験期のみのものと考えられがちですが、実際は入学後も重要な場面があります。
やはり自然と偏差値の高い学部のほうが一目置かれることが多いのです。
どの大学の中にも、偏差値や伝統ごとに学部にヒエラルキーが存在していて、その点、法学部はどの大学でも比較的偏差値が上位の学部であることが多く、他学部との交流の場においても何かと優位な気持ちを持てるかもしれません。
【就活も】難しい法学部のいいところ
法律系に知識を持っていると上級公務員などへの就職は他学部よりも圧倒的に強くなります。
筆者の大学の法学部では、3割程度が公務員に就職しており、都庁や官庁などへ就職者も多いのです。
このように公務員を志望している学生にとって法学部はうってつけの環境です。
公務員試験で必要な法律知識も、授業を受けた上で試験対策をすればそれほど大変ではなくなってしまうようです。
【必見】難しいけど、法学部に入るメリット~資格
法律系の資格が普段の学業を通して手に入りやすい
法学部では、普段の授業から詳しい法律のつかいかたを学びます。
法律はかなり難しいため、
テスト前でなくともなにかしらの勉強を必要とされるというほど授業は内容が濃いのです。
一方で、普段の勉強が難しいということは、その学業がそのまま法律の資格を取るということに直結してきます。
他学部の学生なら学校に通わなければとることが難しいような資格も、法学部の普段の勉強を通して、ほかの人たちよりも有利にとることができるのです。
ダブルスクールなどして1から学ばなければいけない法学部以外の学生と比べてかなり有利です。
基礎的な法律の能力は法学部でみにつくので、
あとは資格の過去問に合わせて、応用的な勉強をやっていけばいいのです。
【嬉しいニュース】法学部は難しいけど、〇〇なのだ!
今回は、Iさんのお話・・・
Iさんは、いわゆる残念な法学部生です。
なんとなく法学部に入り、難しい現実を知り挫折・・・
なんとか私のもとに相談に来ました。
同じ感覚を持った「残念な法学部生」の声を聞く機会はたくさんあります。
ただ、
そんな残念な感じになったとしても、
やはり法学部には、おいしすぎる嬉しい部分があるんです!
意識が高い友達ができやすい
法学部には法律家志望の学生も多く学生の質が高い傾向があります。
また起業家、ジャーナリスト志望も多く、まじめに何か(資格や実業など)に取り組もうとする場合に仲間を集めやすい特徴があるのです。
また、そのように頑張る仲間の姿に刺激を受けることで、自分たちも何か頑張らなければならないという意識を持つこともできるでしょう。
現に、全体として授業への出席率はとても高く、資格などのために在学中からダブルスクールしている人もかなりの数います。
また2年生からインターンに通うような友達もいるため、「自分も何かしなければならない」という刺激を受けやすい環境です。
【超リアル】法学部の難しいワナにはまったKさんの話
今回は、法学部が難しいというイメージがいっさいなく、
ただなんとなく学部を選んだKさんのインタビューです!
「法学部は難しい。
このような「リアルな裏事情」を全く知らずに法学部に入学したのは私だけではありません。」
Kさんは大学では多くの友達がいたそうですが、
過半数近くはKさんのような意識で入学したというのが実感だそう。
「偏差値だけ」を頼りに、何も考えず軽く選んで入学してしまった「よくあるパターン」です。
「そもそも法律家になるという崇高な目的を持っているわけでもない「意識低い系」の学生が、普段からテスト勉強に向けて勉強しろというのは無理な話。
「意識が高かろうが低かろうが受ける試験や課題は同じ」それを考えなかった自分を後悔するしかない毎日です。」
テスト前に地獄を見ると知ってはいながらも、難しすぎて教室への足が遠のく→バイトの疲れに身を任せ睡眠に落ちる・・・のサイクル。
そして、テスト前には他学部の学生たちが幸せそうにキャンパスを闊歩する姿を恨めしそうに眺めながら、鬼のような試験に立ち臨むしかないのです。
【まさに鬼!】法学部が難しいのは教授のせい~女子大生Aさんの話
法学部の勉強が難しいといわれている理由は、
教授の意識にも関係していると思います。
特に、法学部の人数が多い私大の法学部なんかだと顕著だといわれます。
今回は、
そんな横浜のとある私大の法学部に通う女子大生Aさんに
直接話を聴いてみました。
「高校との違いがものすごいあって・・・」
そもそも法学部においては、生徒に対する先生の姿勢がまったく違うのだ、
とAさんは言う。
「高校までは、学校の先生はそもそも「単位は与えるもの」という姿勢が当たり前だったはずです。
それなのに大学の法学部の教授にとって、そもそも意識低い学生は必要ないと言わんばかりの厳しい対応が待っていました。」
さぼった学生にはそもそも単位などあげるつもりなどない。
そんな学生の答案を読む時間すらももったいないと感じている。
「現に「今年度はあまりに多くの履修者が集まって授業がやりにくいから、今年は厳しくテストを行います。」と学期初めに宣言した教授がいるほどで、こんなケースは他の学部の友達からはほとんど耳にしたことがありません」
すべての大学がこうではありませんが、
やはり、こうした傾向があることは知っておくべきだ。